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  • 執筆者の写真ウィルス.com

コロナ物語

序章  「うちはまだコロナに罹った人がいないから除菌は要らない」。  あなたはそんなことを思っていませんか?  それは違います。  コロナウィルスに罹らないために除菌するのです。  あなたがコロナウィルスに罹る。  あなたがコロナウィルスに罹ると当然あなたの家族や職場の人も罹ってしまうことになってしまいます。  もしかしたら、その中の何人かは亡くなってしまうかもしれません。  もしあなたがコロナウィルスに罹ってしまった場合、あなたの家族はいま住んでいるマンションから引っ越さなければならないことになるかもしれません。あなたの娘さんや息子さん、お孫さんは転校しなければならないかもしれません。  あってはならないことですが、それはコロナウィルスの伝染が理由ではありません。「コロナ差別」が原因です。  コロナウィルスに罹ってしまったあなたはマスクもしていましたし、帰宅すれば石鹸で手を洗っていました。うがいもしていました。ですが不運にもコロナウィルスに罹ってしまったあなたは悪者や犯罪者にされてしまうのです。 


物語  1日目  2~3日前から私は咳が出て、微熱が続いています。遂に味覚がなくなってしまいました。  診察予約のためにいつもの病院に電話したところ、保健所に電話するように言われました。保健所の電話はなかなかつながりませんでした。  保険所に電話したらコロナウィルスの指定病院を紹介されました。  そこでPCR検査は行ったのですが「PCR検査の結果が出るまでは入院させることは出来ない」と言われました。レントゲン撮影では肺炎の影が見られたので、隔離の為のホテルを紹介されそこに宿泊することになりました。  食事は全て食べましたし、暇なので室内を何回もグルグルと廻って運動しました。  私はいたって元気でした。  2日目  午前中、咳が酷くなってきました。救急車で病院に移送されました。  午後には自力で歩くことが出来なくなり、車イスに乗って家族との面会に出かけました。  家族はみんな元気でした。家族が発症してなくて良かった。  家族に迷惑がかからないようにということで、刑務所のようなガラスごしでの面会でした。  3日目  いよいよ咳が酷くなってきました。咳が止まりません。  車イスに乗ることも苦しくなり、家族との面会もベッドでの移動になってしまいました。  4日目  幾ら息を吸っても酸素が入って来ません。とても苦しいです。息を吸っていないみたいです。  そして肺の中にガラスが入っているようでとても痛い。  人口呼吸器を付けられました。 5日目  もう息が出来なくなってしまいました。  私の呼吸は途絶え、私の体は遺体袋というビニール袋に入れられてしまいした。  私の家族は私の葬儀のためにいくつもの葬儀社に電話しますが、全て断られてしまいます。  コロナウィルスが原因で死亡した場合、葬儀はやってもらえないのです。  6日目  火葬場が混雑していて火葬してもらえませんでした。私は冷たい冷蔵庫にいました。 7日目  ようやく私は火葬されました。ですが、私は私の知らない誰かに遺骨を拾ってもらい骨壺に収められてから、遺骨を家族に渡されました。  遺骨になってからも私の葬儀はありませんでした。  遺骨になってもコロナウィルスは伝染すると思われているのか親族の誰からも連絡はなく、もちろん出席もなく、家族だけでの淋しいお別れとなってしまいした。  近所の人や親族から私の家族はただただ白い目で見られるだけでした。  あなたの敵は人ではありません。ウィルスです。  コロナウィルスに罹って、完治して帰って来た人を責めてはいけません。  喜びの拍手をしましょう。 






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